2026.05.11

住宅ローンで後悔しないために — 「返済比率」と「金利ルール」の落とし穴

「月々の返済額、なんとなく”払えそう”で決めていませんか?」
住宅ローンは多くの方にとって人生で最も大きな借入れです。だからこそ、借りる前に知っておきたい2つのポイントがあります。

「返済比率25%」を超えると何が起きる?

返済比率とは、年収に対する年間返済額の割合のことです。たとえば年収400万円の方なら、年間返済額100万円(月々約8.3万円)で返済比率25%になります。

銀行の審査では返済比率35%程度まで通ることがありますが、これはあくまで「貸せる上限」であって「無理なく返せる額」ではありません。年収400万円で35%だと月々約11.7万円。一見払えそうに見えても、ここから固定資産税や修繕費、子どもの教育費が加わると家計はかなり苦しくなります。

目安は「年収の5倍以内、返済比率25%以下」。この範囲なら、急な出費や収入の変動があっても生活を圧迫しにくくなります。

5年ルール・125%ルールの”見せかけの安心”

変動金利を選ぶ方が多い今、知っておいてほしいのが「5年ルール」と「125%ルール」です。5年ルールとは、金利が上がっても5年間は毎月の返済額が変わらない仕組み。125%ルールとは、5年ごとの見直し時に返済額の増加を前回の1.25倍までに抑える仕組みです。

一見すると安心に見えますよね。でもこれは負担を減らしているのではなく、”先送り”しているだけです。

返済額が変わらない間、利息の割合が増えて元本がほとんど減らなくなります。最悪の場合「未払い利息」が発生し、35年のローン最終回にまとまった金額を一括請求されるリスクがあるのです。”守られている”と思って放置していると、最後に大きな負担が待っている可能性があるということです。

まとめ

住宅ローンで大切なのは、「いくら借りられるか」ではなく「いくらなら返せるか」で考えること。返済比率25%以内を目安にし、変動金利を選ぶなら5年ルール・125%ルールの仕組みを正しく理解しておくことが、将来の安心につながります。

「自分の年収だと、いくらの物件が無理のない範囲なのか?」気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。具体的な数字をもとに、一緒にシミュレーションいたします。

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